はじめに
中学受験を考え始めたとき、最初に悩むのが「いつから本格的に始めるべきか」というタイミングです。
実は、スタートの時期によって受験戦略や子どもの負担も大きく変わってきます。
この記事では、学年別のおすすめスタート時期と、家庭で今からできることを詳しくご紹介します。
中学受験スタートは一般的に「小3の2月」から
多くの進学塾では、小学校3年生の2月(新小4)から本格的な受験コースがスタートします。
この時期を境に「受験勉強モード」に切り替わる家庭が一気に増えます。
なぜ小3の2月から始まるの?
- 小4〜小6で3年間かけて受験に必要な基礎〜応用を学習するため
- 中学受験は小学校内容を超える範囲を扱うため、時間が必要
- 受験に必要な思考力・記述力を育てるのに、長期的な準備が必要だから
学年別スタートガイド
【小1〜小2】
▶️ まだ本格的な受験勉強は不要。
まずは基礎学力と生活習慣を整える時期です。
- 毎日机に向かう習慣をつける
- 算数は「計算力」、国語は「語彙力・読書習慣」
- 好奇心を伸ばす体験(科学館・博物館など)
👉 ポイント:受験を意識しすぎない!
まずは「学ぶのって楽しい」と思える環境作りが大切です。
【小3】
▶️ 本格スタート直前の準備期間。
ここで受験を決断する家庭が多いです。
- 進学塾の体験授業に参加してみる
- 全国統一小学生テスト(四谷大塚など)を受けて実力把握
- 簡単な中学受験向け問題集に取り組んでみる
👉 ポイント:受験に向けた覚悟を家族で固める!
【小4】
▶️ 多くの家庭が受験勉強を本格開始!
進学塾に通い始め、週3回以上の授業が一般的です。
- 4教科(国・算・理・社)の基礎固め
- 毎週の小テスト・宿題に追われる生活に
👉 ポイント:ペースに慣れることが最優先
【小5〜小6】
▶️ 受験勉強が「勝負の年」に。
- 小5で応用問題、記述問題を強化
- 小6夏以降は過去問演習中心へ
- 模試の結果を見ながら志望校選びを本格化
👉 ポイント:精神的なサポートがますます重要に
「まだ早い?」「もう遅い?」と悩んでいる方へ
- 小1〜小3でも「まだ間に合う」段階です。
- 小5スタートでも、子供の素質次第で逆転合格するケースもあります。
- 何より大切なのは「子供と家庭が無理なく続けられること」です。
焦らず、今できることから一歩ずつ始めましょう!
まとめ
✅ 中学受験の本格スタートは「小3の2月」が一般的
✅ 小1〜小2は学習習慣・基礎力を育てることに集中
✅ 小4からは受験勉強モードにシフト
✅ 遅くスタートしても、正しい戦略でチャンスは十分!
親子でしっかり話し合いながら、それぞれに合ったスタートタイミングを見つけてくださいね!
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