「うちの子、記述問題が苦手で…」
「答えはわかってるのに、うまく書けない…」
中学受験を目指すご家庭から、こんな声が多く聞かれます。
最近の中学入試では、ただの選択式ではなく、「記述式」の問題が増加傾向にあります。
では、そもそも「記述力」とは何なのでしょうか?
また、どうすれば家庭で育てられるのでしょうか?
この記事では、中学受験における記述力の重要性と、今日からできる対策方法を解説します。
■ 中学受験における「記述力」とは?
単に「文章が書ける力」と思われがちですが、受験に求められる記述力とは以下のような力を指します:
- 問題の意図を読み取る力
- 必要な要素を整理する力
- 自分の考えを筋道立てて書く力
- 限られた字数内にまとめる力
つまり、記述力とは“読解力+論理的思考+表現力”の総合力なのです。
■ 記述問題が増えている理由
近年の中学入試では、以下のような記述式問題が多く出題されています。
- 国語の「登場人物の気持ちを説明しなさい」
- 算数の「なぜその式で解けるのか説明しなさい」
- 社会や理科の「自分の考えを書きなさい」形式
これは、暗記や公式の丸暗記だけではなく、「考える力」や「自分の言葉で説明する力」が重視されている証拠です。
■ 記述力がある子は中学入試に強い!
✅ 理由1:得点の安定感が高い
選択式より配点が高く、部分点も取りやすい記述式。
しっかりとした構成で答えられる子は、多少のミスがあっても高得点につながります。
✅ 理由2:応用問題に強くなる
「なぜ?」「どうして?」に自分の言葉で答える練習が、応用力や発展的な思考の土台になります。
✅ 理由3:面接や作文にも強くなる
中学によっては、面接や作文が入試に含まれることもあります。記述力があれば、他の受験形式にも応用可能です。
■ 記述力は家庭で伸ばせる!
「うちの子、作文が嫌いで…」という子でも大丈夫。
家庭でも、日常の中で自然に記述力を伸ばす方法があります。
◎ 読書のあとに「感想を3行だけ書く」
最初は短くてもOK!
「どこが印象的だったか」「好きな登場人物は?」など、簡単な質問から始めましょう。
◎ ニュースや出来事について親子で話す
「なんでそう思うの?」「どうしてそうなったの?」と会話の中で考えを言語化させましょう。
◎ 漢字や語彙は“使って覚える”
覚えた語句を使って短い文章を作ることで、言葉の使い方が自然と身につきます。
■ 記述力を育てるおすすめ教材・サービス
教材名 | 特徴 | 対象学年 |
---|---|---|
書く力・考える力を育てる作文通信教育。月例課題にプロの添削がつき、記述力が確実に伸びる | 小1〜小6 | |
Z会の作文講座 | 添削付き。論理構成を丁寧に学べる | 小3〜小6 |
ふくしま式「本当の国語力」シリーズ | 思考と言語化をつなぐ練習 | 小4〜小6 |
記述トレーニングアプリ(例:ポラリス記述) | タブレットで楽しく継続 | 小5〜 |
✅ 特におすすめ:「ブンブンどりむ」
📘 ブンブンどりむは、記述力・読解力・思考力をバランスよく伸ばせる作文特化の通信教育です。
毎月出される課題に、プロ講師が丁寧な添削指導をしてくれるため、「書きっぱなし」にならず、弱点や伸びしろも把握できます。
- 書くことが苦手な子にも取り組みやすいステップ設計
- 保護者からの満足度が高く、全国の中学受験生にも支持多数
- 小1〜対応しており、早期から書く力を育てたい家庭にも◎
👉 詳しくは公式サイトへ ブンブンどりむ

■ よくあるNG例とその対策
NG例 | 対策方法 |
---|---|
答えが長くなりすぎる | 書く前に「3つにまとめよう」と指示 |
主語・述語がバラバラ | 音読させて、自分で違和感に気づかせる |
書くのを面倒がる | 「3行だけ」など、負担を減らして習慣化 |
■ まとめ|記述力は一朝一夕では伸びない。でも確実に武器になる
記述力は、今すぐ結果が出るタイプの力ではありません。
でも、積み重ねれば確実に伸びる「将来まで使える力」です。
中学受験で合格をつかむために、
そして入学後、さらに上を目指すためにも——
今日から少しずつ、「書いて考える」習慣をはじめてみませんか?
📌 ポイントまとめ:
- 記述力=読解・思考・表現の総合力
- すべての教科で問われる力
- 家庭でも十分育てられる!
- 継続こそ最大のカギ!
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